ものづくり補助金

2024年度の補助金は「省力化」がキーワードに!

2024年度の補助金は「省力化」がキーワードに!

2024年度の補助金は大幅な変更がありそうです。
今まではコロナへの対策などポストコロナの時代に向けた経済構造の変革を目指し、新規事業への補助金に重きを置いていました。
インフレが問題になってきてからは物価の高騰や最低賃金の引き上げへの対策などの影響を受ける事業者がに対して補助金を提供してきました。
そして2024年度の補助金は「省力化」がキーワードになりそうです。
そこで今回は「省力化」をテーマとした補助金について解説していきます。

2024年度の補助金は「省力化」がキーワードに!

2024年度の補助金は「省力化」がキーワードになりそうです。
現在発表されている補助金でも数多くの省力化をテーマとした補助金がでているためです。
具体的には下記の通り。

  1. 中堅中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金:こ10億円規模の大きな投資に対して提供される補助金
  2. 中小企業省力化投資補助事業:人手不足に悩む中小企業に対し、省力化投資を支援する補助金。補助額は200万円から最大1000万円で、補助率は1/2。賃上げ要件を満たすと、補助上限が引き上げられます。IT導入補助金のような形で、認定された製品やサービスが補助対象に。
  3. ものづくり補助金の省力化オーダーメイド枠:従業員数に応じて補助条件が異なり、大企業では最大750万円から8000万円の補助が可能です。補助率は2/3です。この補助金は、企業の特定の課題やニーズに応じた大規模な設備投資が対象です。

このように現時点でも省力化がテーマの補助金が複数発表されています。
今後も新たな省力化をテーマとした補助金がでる可能性も高く、特に人手不足の業界にとっては大きな力となるでしょう。

省力化がテーマとなる背景

省力化がテーマとなる背景に中小企業の深刻な人手不足があります。
中小企業が人手不足になっている背景には下記があります。

  1. 経済の停滞にもかかわらず労働供給が停滞している状況:コロナウイルス感染症の流行以降、外国人労働者の流入が減少し、女性や高齢者の就業者が減少しています。
    近年ではコロナの緩和が進んできている一方で、歴史的な円安により、外国人労働者にとって魅力が減ったことも大きな要因の一つです
  2. 労働参加率の上昇余地の限界:過去20年間で、求職中または就職オファーを受けているがまだ就業していない「余剰人員」の数が半減しています。特に女性の余剰人員が大幅に減少しており、労働参加率の上昇余地は1~2%に限られる見込みです。
    そもそも、労働に参加できる労働者が少ないというのも人手不足が進む要因となっています。
  3. 失業率の低下による賃金上昇の圧力:失業率が2%以下に低下すると、日本では賃金の上昇圧力が高まる傾向があります。これは、僅かな人手不足の場合、企業が将来の過剰な人件費を警戒して賃金を上げることを控えるが、運営に支障をきたすほどの人手不足に直面すると、労働者を確保するために積極的に賃金を上げるからです​​。
    日本の失業率は近年下がり続けており、2023年10月では2.5%となっています。
    高い賃金を確保できない企業がより深刻な人手不足に陥ってるという背景もあります。
  4. 人口減少による労働力の減少:日本の労働可能人口は2027年から急速に減少し、2040年までに1,100万人以上の労働者不足に直面する可能性があると予測されています​​。
    少子高齢化により、労働人口が減少することが主な要因です。

これらの要因により、特に高い賃金を確保できないサービス業などでは、需要が回復しているにもかかわらず労働力が未回復で、人員不足が深刻化しています。
このような背景があり、政府が省力化に本格的に力を入れ始めたということになります。

特に注目したいのはものづくり補助金の省力化オーダーメイド枠

特に2024年度注目したい補助金はものづくり補助金の省力化オーダーメイド枠です。
特定の業務やプロセスの省力化を図るための大規模な設備投資を対象にしており、補助額や補助率は従業員数に応じて変わります。
最大750万円から8000万円の補助が可能で、補助率は2/3です。
中小企業は効率的な生産手法の導入や技術革新を通じて、人手不足の問題を解決し、競争力を高めることが期待されます。
今までのものづくり補助金は最大2,000万円~3,000万円の補助金となっていました。
しかしながら、今回のものづくり補助金の省力化オーダーメイド枠は最大8,000万円と今までよりも大規模な支援となっています。

2024年度のものづくり補助金の省力化オーダーメイド枠は、中小企業が技術革新や効率化を進めるための重要な支援策となっています。この補助金を活用することで、企業は労働力不足に対応し、生産性の向上を図ることができるでしょう。

ものづくり補助金の省力化オーダーメイド枠の詳細については下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

https://mono-support.com/monodukuri/monodukuri-ordermade/

まとめ

2024年度の補助金に関しては「省力化」が大きなキーワードとなっており、このテーマに基づいた補助金が多く提供されることが予想されます。
特に人手不足に悩む中小企業に対する支援が強化される傾向にあります。
経済の停滞や労働供給の問題、労働参加率の限界、失業率の低下に伴う賃金上昇の圧力、そして人口減少による労働力の減少が、省力化をテーマにした補助金の背景にあります。

これらの問題に対応するため、政府は大規模な成長投資を支援する補助金や、人手不足に対処するための省力化投資を支援する補助金など、様々な補助金を提供しています。
中でもものづくり補助金の省力化オーダーメイド枠は、補助金額が大きく、特に注目すべき補助金の一つです。
競争率が高くなることが予想されますので、今の内から十分な準備をしておきましょう。

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