今回は、タイトルにもあるとおりものづくり補助金の第17次公募について触れていきたいと思います。
中小企業庁のホームページに第17次締切についての概要がアップされました。
【令和5年度ものづくり・商業・サービス補助金の概要について(PDF形式:1,393KB)(令和5年12月6日更新)New!】
これまでと比べ、大きな変更点がございましたので今回はそこの部分について触れていこうと思います。
省力化(オーダーメイド)枠の新設
●省力化(オーダーメイド)枠の新設
中小企業・小規模事業者が人手不足の解消等を目的とした、生産プロセス等の省力化の取り組みを進めるため、個々の事業者のビジネスプロセスに応じたオーダーメイド型の省力化投資等を補助上限額を大幅に引き上げて支援。
製品・サービス高付加価値化枠の新設等
●製品・サービス高付加価値化枠の新設等
・中小企業・小規模事業者が、付加価値の高い革新的な製品・サービスの開発に取り組むために必要な設備投資等を支援。
・今後成長が見込まれる分野(DX ・ GX )は成長分野進出類型とし、通常類型よりも補助上限額・補助率において重点支援。
・コロナからの回復を図りつつ、最低賃金の引き上げにも取り組む事業者を通常類型よりも
補助率を引き上げて支援。
・グローバル枠については、引き続き、海外事業を実施し、国内の生産性を高める取り組みに必要な設備投資等を支援。
大幅賃上げに係る補助上限額引き上げ特例の拡充
●大幅賃上げに係る補助上限額引き上げ特例の拡充
・持続的な賃上げを実現するため、大幅な賃上げに取り組む事業者について、補助上限額を引き上げる (新型コロナ回復加速化特例適用事業者を除く)。
・省力化(オーダーメイド)枠においては、上乗せ額を拡充し、最大2,000万円まで補助上限を引き上げる。
その他
●その他
・交付候補者決定前において、一定の投資規模の事業計画に取り組む事業者に対して、口頭審査を導入。例えば、申請時の補助金額が3000万円以上となる補助事業者など、補助金額での判断になると思われます。
・令和5年度補正予算を基に行う公募の補助事業実施期間は令和6年12月10日まで(令和6年12月10日までに実績報告まで完了する必要があります。延長はできませんのでご注意ください)。
・厚労省の産業雇用安定助成金(産業連携人材確保等支援コース)との連携。
まとめ
いかがでしたでしょうか。令和5年度補正予算を基に2回程度実施される予定のようです。そのため、2回目申請の方に関しては補助事業実施期間は令和6年12月10日まで(令和6年12月10日までに実績報告まで完了が必要。延長は不可)のためスケジュールがタイトになります。
そのため、お急ぎの方は、早めの申請をされることをおススメします。
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